診療放射線技師 過去問集
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第76回 午前 問67

温熱療法で正しいのはどれか。

  1. 1放射線治療期間中は毎日行う。
  2. 2細胞周期の M 期に効果が最も高い。
  3. 3がん組織の蛋白質の変性を目的とする。
  4. 4腫瘍組織と比較して正常組織の温度は上がりやすい。
  5. 5腫瘍部の温度を長時間 39〜42 ℃に保つことにより効果を発揮させる。

正答: 3

温熱療法(ハイパーサーミア)はがん組織を39〜42℃程度に加温することで、がん細胞の蛋白質を変性させ細胞死を誘導する治療法であり、放射線治療や化学療法と併用されることが多い。

  • 1. × 温熱療法は毎日ではなく、通常週1〜2回程度の頻度で施行される。
  • 2. × 温熱療法の効果が最も高い細胞周期はS期であり、M期ではない。
  • 3. ○ 温熱療法はがん組織の蛋白質を変性させることを目的とする治療である。
  • 4. × 腫瘍組織は血流が乏しく熱が放散されにくいため、正常組織より温度が上がりやすい。
  • 5. × 選択肢3が正しい記述であり、こちらは腫瘍部の温度上昇機序の説明として不適切である。

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