第75回 午後 問34
肺血流シンチグラフィで正しいのはどれか。
- 181mKr を用いる。
- 2気管支動脈血流を評価できる。
- 3肺血栓塞栓症の診断に有用である。
- 4左右シャントの評価に有用である。
- 5肺血流の絶対値を求めることができる。
正答: 3
肺血流シンチグラフィは99mTc標識大凝集アルブミン(MAA)を静脈内投与し肺毛細血管を一時的に塞栓させることで肺血流分布を画像化する検査であり、肺血栓塞栓症の診断に有用である。
- 1. × 81mKrはガス吸入による肺換気シンチグラフィに用いられる核種であり、肺血流シンチグラフィの薬剤ではない。
- 2. × 肺血流シンチグラフィは肺循環(肺動脈系)の血流を評価するものであり、気管支動脈血流の評価はできない。
- 3. ○ 肺血流の途絶や欠損パターンを検出できるため、肺血栓塞栓症の診断に有用である。
- 4. × 左右シャントの評価は99mTc-MAAが本来毛細血管を通過しないことを利用して脳や腎臓など全身臓器への異常集積の有無を確認する別の目的で行われるものであり、選択肢の趣旨である肺血流評価そのものとは異なる。
- 5. × 通常の肺血流シンチグラフィは相対的な血流分布を評価するものであり、血流の絶対値は直接求められない。
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