診療放射線技師 過去問集
ホーム第75回 › 午後 問33 ・ 科目: 核医学検査技術学のまとめ

第75回 午後 問33

核医学画像に対するフィルタ処理について正しいのはどれか。

  1. 1Gaussian フィルタにより画像の輪郭が強調される。
  2. 2Butterworth フィルタはハイパスフィルタの一種である。
  3. 3周波数空間でのフィルタ処理は重畳積分により行われる。
  4. 4ramp フィルタにより逆投影法で生じるボケが除去される。
  5. 5Wiener フィルタのパラメータには繰り返し数とサブセット数がある。

正答: 4

フィルタ逆投影法では単純逆投影により生じる中心部が高くなるボケ(1/r状のブラー)が生じるため、高周波成分を強調するrampフィルタを画像再構成時に適用してこのボケを補正・除去する。

  • 1. × Gaussianフィルタは高周波成分を減衰させる平滑化(ローパス)フィルタであり、輪郭を強調するものではない。
  • 2. × Butterworthフィルタは主にローパスフィルタとして高周波ノイズを除去する目的で用いられる。
  • 3. × 周波数空間でのフィルタ処理は乗算により行われ、実空間での重畳積分(コンボリューション)に相当する処理である。
  • 4. ○ rampフィルタは逆投影法で生じる中心が高くなるボケを補正するために用いられるフィルタである。
  • 5. × Wienerフィルタのパラメータは信号対雑音比に関するものであり、繰り返し数とサブセット数は逐次近似再構成法(OSEMなど)のパラメータである。

この分野を体系的に学ぶ: 核医学検査技術学のまとめ →

×