診療放射線技師 過去問集
ホーム第75回 › 午前 問8 ・ 科目: 診療画像機器学のまとめ

第75回 午前 問8

管電圧 100 kV、管電流 800 mA、撮影時間 0.1 s、管電圧リプル百分率 12%のイ ンバータ式 X 線装置の公称最大電力[kW]はどれか。

  1. 159.2
  2. 276.0
  3. 380.0
  4. 496.0
  5. 5125.0

正答: 2

正答:2

公称最大電力は管電圧100 kV・負荷時間0.1 sで使用できる最大のX線管入力(kW)で表す(JIS Z 4702)。X線管入力=管電圧×管電流×係数fで、fはリプル百分率10%以下で1.0、10%を超え25%以下で0.95、単相2ピーク形相当で0.74。リプル12%なのでf=0.95であり、

P = 0.95 × 100 kV × 0.8 A = 76.0 kW

  • × 59.2 kW=80×0.74。単相2ピーク形相当の係数0.74を使った値で、リプル12%には適用されない。
  • ○ 76.0 kW=0.95×80 kW。リプル12%(10%超25%以下)の係数0.95を正しく適用した値。
  • × 80.0 kW=100 kV×800 mAの単純積。リプルが10%を超えるため0.95を乗じる必要がある。
  • × 96.0 kW=80×1.2。リプル分を電力の割増しとして加えた誤算。
  • × 125.0 kWは100 kVでは管電流1250 mAに相当し、与条件の800 mAからは導けない。

この分野を体系的に学ぶ: 診療画像機器学のまとめ →

×