第75回 午前 問7
超音波ドプラ法で正しいのはどれか。
- 1リニア型プローブでは実施できない。
- 2パワードプラ法では血流速度を知ることはできない。
- 3パワードプラ法では造影剤の静注投与が必要である。
- 4カラードプラ法では折り返しアーチファクトを生じない。
- 5カラードプラ法では腫瘍内部の血流を表示することはできない。
正答: 2
パワードプラ法は血流の有無や分布を高感度に描出する手法であり、信号強度(パワー)を表示するため血流の方向や速度の情報は得られない。したがって正答は2である。
- 1. × リニア型プローブでもドプラ法(カラー・パワードプラ含む)は実施可能であり、体表に近い血管の観察に広く用いられる。
- 2. ○ パワードプラ法は血流の信号強度を表示する方法であり、血流速度の情報を得ることはできない。
- 3. × パワードプラ法は造影剤なしでも微細血流を高感度に検出できる手法であり、造影剤の静注が必須ではない。
- 4. × カラードプラ法は速度情報を色相で表示するため、ナイキスト限界を超えると折り返し(エイリアシング)アーチファクトを生じる。
- 5. × カラードプラ法は腫瘍内部の血流(腫瘍血管)を表示することも可能であり、腫瘍の質的診断に利用される。
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