第72回 午前 問78
気体検出器の印加電圧と出力電流パルスの関係において、ガス増幅が起こり始める領域はどれか。
- 1境界
- 2再結合
- 3電離箱
- 4比例計数管
- 5GM 計数管
正答: 4
気体検出器は印加電圧の上昇とともに再結合領域、電離箱領域、比例計数管領域、GM計数管領域へと動作モードが変化する。ガス増幅(電子なだれ)が始まるのは電離箱領域を超えた比例計数管領域からである。
- 1. 境界。動作領域間の遷移部を指す語であり、ガス増幅開始領域そのものではない。
- 2. 再結合。電圧が低くイオン対の一部が再結合してしまう最も低電圧側の領域である。
- 3. 電離箱。生成イオン対をそのまま収集する領域で、ガス増幅は生じない。
- 4. 【正答】 比例計数管。印加電圧上昇によりガス増幅(電子なだれ)が起こり始める領域である。
- 5. GM計数管。ガス増幅がさらに進み出力パルス波高が入射放射線のエネルギーに依存しなくなる領域である。
関連するまとめ: 放射線計測学のまとめ →