第71回 午前 問96
放射線防護体系における考え方で正しいのはどれか。
- 1医療被ばくに線量限度が適用される。
- 2線量拘束値は行為の正当化に利用される。
- 3線量限度は線量拘束値より低値に設定される。
- 4防護の最適化では経済的・社会的要因を考慮しなければならない。
- 5放射線被ばくを伴う行為は防護の最適化を最初に考慮しなければならない。
正答: 4
放射線防護体系はICRPの基本原則である正当化・防護の最適化・線量限度の適用から成る。防護の最適化はALARAの考え方に基づき、経済的・社会的要因を考慮して線量を合理的に達成可能な限り低く保つことを求める。
- 1. × 医療被ばくには線量限度は適用されない(正当化・最適化で個別に管理する)。
- 2. × 線量拘束値は防護の最適化に用いられる指標であり、行為の正当化には用いられない。
- 3. × 線量拘束値は線量限度を超えない範囲で最適化のために設定される別の概念の値である。
- 4. ○ 防護の最適化では経済的・社会的要因を考慮し合理的に達成可能な限り被ばくを低く保つ。
- 5. × 放射線被ばくを伴う行為はまず正当化を検討し、その後に最適化を考慮する順序である。
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