第70回 午前 問34
骨シンチグラフィで正しいのはどれか。
- 1撮影開始の直前に排尿を行う。
- 2健常人では肝臓に集積を認める。
- 3放射性医薬品投与 30 分後に撮影を開始する。
- 4単純 X 線写真で同定困難な骨折は描出できない。
- 5全身の撮影に SPECT 検査を追加する意義は乏しい。
正答: 1
正答: 1
骨シンチグラフィでは膀胱内に貯留した放射性医薬品が骨盤部の描出を妨げるため、撮影開始直前に排尿させる。他の選択肢は骨シンチグラフィの手技や集積特性と一致しない。
- 1. ○ 膀胱内の放射能による骨盤部描出の妨げを避けるため、撮影直前に排尿を行う。
- 2. × 99mTc-MDP等は生理的に骨・腎・膀胱に集積し、健常人で肝臓への生理的集積は通常認めない。
- 3. × 骨への集積を待つため投与後2〜3時間程度で撮影を開始するのが一般的で、30分後では集積が不十分である。
- 4. × 骨代謝亢進を鋭敏に反映するため、単純X線で同定困難な微小骨折や疲労骨折も描出できる。
- 5. × SPECTを追加すると病変の局在や重なりの評価精度が向上し、臨床的意義は大きい。
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