第78回 午後 問2
MRI 装置で用いられる RF コイルで正しいのはどれか。
- 1ソレノイド型コイルは水平磁場方式で実用される。
- 2QD 型コイルはリニアコイルに比べて信号が 2 倍になる。
- 3バードケージ型コイルはサドル型コイルに比べて画像の均一性は低い。
- 4ソレノイド型コイルはサドル型コイルに比べて SN 比が 2 倍良好である。
- 5直径が 10 cm のシングルループ型コイルであれば実用感度領域は約 20 cm となる。
正答: 2
QD型(直交検波)コイルは直交する2成分を受信するため信号が2倍となり、SN比は√2倍向上する。
- 1. × ソレノイド型コイルは静磁場と直交させる必要があり、垂直磁場方式で用いられ水平磁場方式には適さない。
- 2. ○ QD型コイルはリニアコイルに比べ直交2成分を受信して信号が2倍になる。
- 3. × バードケージ型はサドル型よりB1均一性が高く、画像の均一性はむしろ高い。
- 4. × ソレノイド型はサドル型よりSN比が良好だが、その改善は約√3倍程度で一律に2倍ではない。
- 5. × 直径10 cmのシングルループコイルの実用感度領域は深さ方向で直径と同程度の約10 cmで、20 cmではない。