第76回 午後 問71
60 keV 光子の水中における全相互作用数に対するコンプトン効果の寄与の 割合[%]に最も近いのはどれか。
- 125
- 240
- 355
- 470
- 585
正答: 5
水(実効原子番号が低い物質)中での光子相互作用は、光電効果が優勢な低エネルギー域とコンプトン効果が優勢な中エネルギー域、電子対生成が優勢な高エネルギー域に大別される。60keV程度では水中でコンプトン効果の寄与が既に大きく、全相互作用に占める割合はおよそ85%程度に達する。
- × 25%は60keVの水中での寄与としては低すぎ、この程度の値はより低エネルギー域で光電効果の寄与が大きい場合に近い。
- × 40%も60keVの水中でのコンプトン効果の寄与としては過小評価である。
- × 55%も実際の寄与割合より低く、60keVでは水中のコンプトン効果はさらに優勢である。
- × 70%は選択肢の中では正答に近いが、水中60keVでの寄与はさらに高い約85%程度である。
- ○ 60keVの水中ではコンプトン効果が全相互作用の約85%を占め、光電効果の寄与は小さくなっている。
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