第75回 午後 問32
SPECT 収集で正しいのはどれか。
- 1円軌道は近接軌道より空間分解能が高い。
- 2マトリクスサイズは 512 × 512 以上を要する。
- 3180 度収集は 360 度収集より画像の歪みが少ない。
- 4適切なサンプリング角度は検出器の回転半径により異なる。
- 5エネルギー分解能の高い装置ではエネルギーウインドウを広く設定する。
正答: 4
SPECT収集における適切なサンプリング角度(収集ステップ数)は、検出器の回転半径や使用するコリメータの空間分解能に応じて決定され、回転半径が大きいほど、あるいは分解能が高いほど細かい角度サンプリングが必要となる。
- 1. × 近接軌道(body contouring軌道)は検出器と体表との距離を小さくできるため、円軌道より空間分解能が高い。
- 2. × 通常のSPECT収集では128×128程度のマトリクスサイズが用いられ、512×512以上は必須ではない。
- 3. × 180度収集は死角となる部位が生じやすく、360度収集より画像の歪みやアーチファクトが生じやすいとされる。
- 4. ○ 適切なサンプリング角度は検出器の回転半径(空間分解能)に応じて決める必要がある。
- 5. × エネルギー分解能の高い装置ではより狭いエネルギーウインドウを設定して散乱線を除去できる。
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