第75回 午前 問91
胃部 X 線造影検査で誤っているのはどれか。
- 1圧迫撮影法では凹凸病変の形態が観察できる。
- 2二重造影法では陰性造影剤として炭酸ガスを使用する。
- 3注腸造影検査に比べて低濃度の硫酸バリウムを使用する。
- 4胃粘膜面に硫酸バリウムを付着させる目的で体位変換を行う。
- 5背臥位二重造影第 1 斜位像では十二指腸球部から前庭部が描出される。
正答: 3
胃部X線造影検査では、注腸造影検査よりも粘膜面への付着性やコントラストを重視するため、注腸造影に用いる硫酸バリウムより高濃度のものが使用される。したがって「注腸造影検査に比べて低濃度の硫酸バリウムを使用する」は誤りである。
- 1. × 圧迫撮影法は病変部を圧迫し形態変化を観察する手法であり、凹凸病変の形態観察が可能なため正しい記述である。
- 2. × 二重造影法では陰性造影剤として発泡剤由来の炭酸ガスを用いるため正しい記述である。
- 3. ○ 誤り。実際は胃部造影では注腸造影より高濃度の硫酸バリウムを用いる。
- 4. × 体位変換により硫酸バリウムを胃粘膜面に行き渡らせ付着させる目的があり、正しい記述である。
- 5. × 背臥位二重造影第1斜位像では十二指腸球部から前庭部にかけての領域が良好に描出され、正しい記述である。
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