診療放射線技師 過去問集
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第75回 午前 問40

次の深部線量分布を示す放射線はどれか。

  1. 1光子線
  2. 2炭素線
  3. 3電子線
  4. 4陽子線
  5. 5中性子線

正答: 2

深部線量分布の形状から放射線種を同定する。入射部(プラトー)の線量が低く、飛程の終端で鋭いブラッグピークを形成する分布は荷電粒子線に特徴的である。ピークが特に鋭く、ピーク後方にも核破砕によるフラグメントテール(尾引き)を伴うのは炭素線の特徴で、高LETの重イオン線を示す。

  • × 光子線(X線)は体表付近でビルドアップ後に指数的に緩やかに減衰する分布で、ブラッグピークを持たない。
  • ○ 低いプラトーの後に鋭いブラッグピークを示し、ピーク後方にフラグメントテールを伴う分布は炭素線に特徴的である。
  • × 電子線は表面近くで最大となり実用飛程で急速にゼロへ落ちる分布で、深部の鋭いピークは示さない。
  • × 陽子線もブラッグピークを示すが、炭素線ほどピークは鋭くなく、ピーク後方のフラグメントテールをほぼ持たない。
  • × 中性子線は非荷電で光子線類似の指数的減衰を示し、ブラッグピークを形成しない。

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