第75回 午前 問34
心電図同期心筋 SPECT における解析で正しいのはどれか。
- 1左室肥大の影響を受けない。
- 2拡張期の心機能指標は得られない。
- 3R‑R 間隔の分割数が多くなると SN 比が向上する。
- 4分割収集した画像を加算することで非同期の画像が得られる。
- 5R‑R 間隔の分割数が少なくなると収縮末期容量は過小評価となる。
正答: 4
正答は4。心電図同期心筋SPECTでR-R間隔を分割収集した各時相の画像を全て加算すると、時相情報を持たない通常の非同期心筋SPECT画像と等価な画像が得られる。
- 1. × 左室肥大の影響を受けない。左室肥大により壁厚や容積の算出精度が影響を受けうる。
- 2. × 拡張期の心機能指標は得られない。同期収集では拡張末期容量など拡張期の指標も算出できる。
- 3. × 分割数が多くなるとSN比が向上する。分割数を増やすほど1時相あたりのカウント数が減り、SN比はむしろ低下する。
- 4. ○ 分割収集した画像を加算することで非同期の画像が得られる。全時相を加算すると心時相情報が失われ通常の非同期収集画像と同等になる。
- 5. × 分割数が少なくなると収縮末期容量は過小評価となる。時間分解能低下により最小容積点を捉えきれず、実際は過大評価となる。
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