第74回 午後 問56
春に出現するアレルギー性鼻炎について正しいのはどれか。
- 1嗅覚障害はない。
- 2薬物治療は効果がない。
- 3急性増悪することはない。
- 4吸入抗原としてはハウスダストが最も多い。
- 5吸入抗原の除去は鼻炎を抑制するのに有効である。
正答: 5
正答は5。春に多いアレルギー性鼻炎はスギ花粉症に代表される季節性アレルギー性鼻炎であり、原因抗原(アレルゲン)を特定して曝露を避ける(除去する)ことが症状抑制に有効な対策の一つである。
- 1. × 誤り。花粉症でも嗅覚障害(嗅覚低下)を伴うことがあり、嗅覚障害がないとは言えない。
- 2. × 誤り。抗ヒスタミン薬や鼻噴霧用ステロイド薬などの薬物治療は症状軽減に有効である。
- 3. × 誤り。花粉の大量飛散時などには症状が急性増悪することがある。
- 4. × 誤り。春に多い花粉症の主な吸入抗原はスギ・ヒノキなどの花粉であり、ハウスダストが最も多いわけではない(ハウスダストは通年性アレルギー性鼻炎の主な抗原である)。
- 5. ○ 原因となる吸入抗原(花粉など)への曝露を減らす除去対策は、鼻炎症状の抑制に有効である。
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