診療放射線技師 過去問集
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第73回 午後 問43

最も速やかに放射線治療を開始すべき症状はどれか。

  1. 1食道癌による嚥下障害
  2. 2骨転移による多発性の疼痛
  3. 3脊椎転移による脊髄横断症状
  4. 4大腿骨骨転移部位の骨折による歩行困難
  5. 5肺癌胸膜病変由来の胸水貯留による呼吸困難

正答: 3

正答: 3

脊椎転移による脊髄横断症状は腫瘍学的緊急症であり、麻痺の不可逆化を避けるため最も速やかに照射を開始すべきである。

  • 1. × 食道癌による嚥下障害は照射適応だが、緊急性は脊髄圧迫に劣る。
  • 2. × 骨転移による疼痛は緩和照射の対象だが、機能予後を左右する緊急症ではない。
  • 3. ○ 脊椎転移による脊髄横断症状は数時間〜数日で麻痺が不可逆化するため、最速で照射を要する。
  • 4. × 大腿骨骨折による歩行困難はまず整形外科的固定を優先し、照射の緊急性は低い。
  • 5. × 胸水貯留による呼吸困難は胸腔穿刺など他手段が優先され、照射が最緊急とはいえない。

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