第73回 午前 問33
ガンマカメラについて誤っているのはどれか。
- 1半導体検出器は CdZnTe が主流である。
- 2光電子増倍管は感度の調整が必要である。
- 3コリメータの構造は平行多孔型が主流である。
- 4シンチレータは全面を金属容器で密封されている。
- 5位置計算はデジタル信号処理で計算することが一般的である。
正答: 4
ガンマカメラのシンチレータは、放射線をシンチレーション光に変換したのち、その光を光電子増倍管側へ透過させる必要があるため、検出面側は光を通す構造(光学窓)となっており、全面が金属容器で密封されているわけではない。側面や背面は遮光・保護のため金属で覆われるが、前面は光を透過する材質である。
- 1. × 半導体検出器にはCdZnTe(テルル化カドミウム亜鉛)が主流として用いられており、正しい記述である。
- 2. × 光電子増倍管は個体差があり、感度(利得)の調整が必要であり、正しい記述である。
- 3. × コリメータの構造は平行多孔型が主流であり、正しい記述である。
- 4. ○ シンチレータは光を検出器側へ透過させる必要があるため全面を金属容器で密封されてはおらず、誤りである。
- 5. × 位置計算はデジタル信号処理で行うことが一般的であり、正しい記述である。
この分野を体系的に学ぶ: 診療画像機器学のまとめ →