第73回 午前 問29
骨転移を有する去勢抵抗性前立腺癌の内用療法で用いられる放射性核種はどれ か。
- 190Y
- 2111In
- 3131I
- 4137Cs
- 5223Ra
正答: 5
骨転移を有する去勢抵抗性前立腺癌に対する内用療法(放射性医薬品ラジウム223、塩化ラジウム製剤)は、骨形成部位に選択的に集積してα線を放出し、骨転移巣に局所的な障害を与える治療法である。α線は飛程が短く、周囲の正常組織への影響を抑えつつ骨転移巣を選択的に照射できる。
- 1. × 90Yはβ線放出核種であり、肝腫瘍のマイクロスフェア治療などに用いられる。
- 2. × 111Inはγ線放出核種で、主にシンチグラフィなどの画像診断に用いられる。
- 3. × 131Iはβ線・γ線放出核種で、甲状腺疾患の内用療法に用いられる。
- 4. × 137Csはγ線放出核種で、主に体外照射用の線源として使用されてきた核種である。
- 5. ○ 223Raはα線放出核種で、骨転移を有する去勢抵抗性前立腺癌の内用療法に用いられる。
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