第72回 午後 問29
腎動態シンチグラフィで正しいのはどれか。
- 199mTc - DTPA は尿細管から排泄される。
- 299mTc - DTPA ではレノグラム解析ができない。
- 399mTc - DTPA では移植腎の腎機能評価ができない。
- 499mTc - MAG3 では糸球体濾過率〈GFR〉を求めることができる。
- 599mTc - MAG3 では有効腎血漿流量〈ERPF〉を求めることができる。
正答: 5
腎動態シンチグラフィに用いる99mTc-MAG3は尿細管上皮細胞から能動的に分泌される薬剤であり、その血中クリアランスから有効腎血漿流量(ERPF)を推定できる。一方、99mTc-DTPAは糸球体濾過によって排泄され、糸球体濾過率(GFR)の指標として用いられる。
- 1. × 99mTc-DTPAは尿細管ではなく糸球体濾過により排泄される。
- 2. × 99mTc-DTPAでも時間放射能曲線からレノグラム解析は可能である。
- 3. × 99mTc-DTPAは移植腎の腎機能評価にも用いられる。
- 4. × 糸球体濾過率(GFR)を求めるのに適するのは99mTc-DTPAであり、99mTc-MAG3ではない。
- 5. ○ 99mTc-MAG3は尿細管分泌型の薬剤であり、有効腎血漿流量(ERPF)を求めることができる。
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