第72回 午後 問30
骨シンチグラフィで正しいのはどれか。
- 1小児では関節部の集積が高い。
- 2骨粗鬆症の診断に有用である。
- 3腎臓が描出されるのは異常である。
- 4ペースメーカーは集積亢進像をつくる。
- 5放射性医薬品投与1時間後から撮影する。
正答: 1
正答: 1
骨シンチグラフィは骨代謝を反映し、成長期の小児では骨端(成長板)部で代謝が旺盛なため関節部の集積が高い。
- 1. ○ 小児では骨端線(成長板)の骨形成が盛んで、関節周囲(骨端部)の集積が生理的に高くなるため正しい。
- 2. × 骨粗鬆症は骨代謝の亢進を伴わないことが多く集積上昇に乏しいため、骨シンチの診断的有用性は低い。
- 3. × 99mTc標識リン酸化合物は腎から排泄されるため腎臓が描出されるのは正常所見であり、異常ではない。
- 4. × ペースメーカーは金属で薬剤が集積せず、むしろ欠損(コールド)像を呈するため集積亢進はつくらない。
- 5. × 99mTc-MDP等は骨への取り込みと軟部クリアランスを待ち、投与後2〜3時間後に撮影する。1時間後では早すぎる。
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