第72回 午後 問3
原子炉を利用する分析法はどれか。
- 1PIXE 法
- 2蛍光 X 線分析法
- 3光量子放射化分析法
- 4中性子放射化分析法
- 5オートラジオグラフィ
正答: 4
(a) 原子炉から得られる高中性子束を試料に照射し、生成した放射性核種からの放射線を測定して元素を定性・定量する方法が中性子放射化分析法であり、原子炉を中性子源として利用する代表的な分析法である。
- 1. × PIXE法は荷電粒子を加速器で照射し特性X線を検出する分析法であり、原子炉は用いない。
- 2. × 蛍光X線分析法はX線源からのX線を試料に照射し特性X線を検出する方法であり、原子炉は用いない。
- 3. × 光量子放射化分析法は加速器由来の制動放射X線(光子)を利用する方法であり、原子炉は用いない。
- 4. ○ 中性子放射化分析法は原子炉で発生させた中性子を試料に照射して放射化し、生成核種からの放射線を測定する。
- 5. × オートラジオグラフィは試料中の放射性核種の分布を写真乳剤等で可視化する方法であり、原子炉は用いない。
この分野を体系的に学ぶ: 放射化学のまとめ →