診療放射線技師 過去問集
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第72回 午前 問8

共振形インバータ式 X 線装置で正しいのはどれか。

  1. 1並列共振形は大容量 X 線装置に適している。
  2. 2大負荷になるほどインバータ周波数が高くなる。
  3. 3スイッチング時の電力損失は非共振形より大きい。
  4. 4直列共振形は負荷抵抗が大きいほど電流の変化が大きい。
  5. 5並列共振形は負荷抵抗が小さいほど共振現象を利用しやすい。

正答: 2

正答は2。共振形インバータ式X線装置は共振周波数より低い周波数域で動作し、インバータ周波数を高くして共振点に近づけるほど回路電流すなわち出力が大きくなる。したがって大負荷(大出力)になるほどインバータ周波数は高くなる。

  • × 並列共振回路は共振時にインピーダンスが最大となり大電流を流しにくいため、小容量装置向きである。大容量装置に適するのは直列共振形。
  • ○ 出力調整は周波数制御で行い、共振点に近づけるほど電流が増すため、大負荷ほど周波数が高くなる。
  • × 共振形は電流や電圧がゼロ付近でスイッチングする(ソフトスイッチング)ため、電力損失は非共振形より小さい。
  • × 直列共振回路の共振の鋭さはQ=ω0L/Rで表され、負荷抵抗が小さいほど周波数に対する電流変化が大きい。記述は逆。
  • × 並列共振回路はQ=R/(ω0L)で、負荷抵抗が大きいほど共振現象を利用しやすい。記述は逆。

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