診療放射線技師 過去問集
ホーム第71回 › 午後 問81 ・ 科目: 核医学検査技術学のまとめ

第71回 午後 問81

NaI(Tl)シンチレータに 2.2 MeV の γ 線を入射させた場合に観察されるエネルギースペクトルにおいて、エネルギーの高いものから順に並べたのはどれか。 ただし、Compton〈コンプトン〉端をa、全エネルギー吸収ピークをb、ダブルエスケープピークをc、シングルエスケープピークをdとする。

  1. 1a c b d
  2. 2b a d c
  3. 3b d c a
  4. 4c d a b
  5. 5d a b c

正答: 2

  • 2 MeVのγ線がNaI(Tl)シンチレータに入射すると、全エネルギー吸収ピークb(2.2 MeV)、そこから511 keV分低い位置にシングルエスケープピークd(約1.69 MeV)、1022 keV分低いダブルエスケープピークc(約1.18 MeV)が生じる。またコンプトン端aは光電ピークbよりわずかに低いエネルギーに現れる。したがってエネルギーの高い順は b→a→d→c となる。
  • 1. acbd。全エネルギー吸収ピークbが最も高エネルギー側に現れる順序と矛盾する。
  • 2. 【正答】 badc。全エネルギー吸収ピーク、コンプトン端、シングルエスケープ、ダブルエスケープの順で正しい。
  • 3. bdca。コンプトン端aがエスケープピークより低エネルギーになっており誤り。
  • 4. cdab。全エネルギー吸収ピークbが最下位になっており誤り。
  • 5. dabc。シングルエスケープdが最上位になっており誤り。

関連するまとめ: 核医学検査技術学のまとめ →

×