第71回 午後 問44
放射線治療において早期有害事象の発生頻度と照射体積の関係が最も強い臓器はどれか。
- 1肺
- 2骨
- 3心臓
- 4腎臓
- 5皮膚
正答: 1
放射線治療の早期有害事象は主に照射体積(線量を受ける臓器の体積)に強く依存する。肺は放射線肺臓炎の発生頻度が照射体積(V20など)と強い相関を示すことが知られており、体積効果の代表例として扱われる。
- 1. 【正答】 肺。放射線肺臓炎の発生頻度は照射体積と強い相関があり、体積効果の代表的臓器である。
- 2. 骨。早期有害事象よりも骨壊死など晩期障害が主体であり、体積との関係は肺ほど強くない。
- 3. 心臓。心毒性は晩期障害が中心であり、早期有害事象と照射体積の関係が肺ほど強いとはいえない。
- 4. 腎臓。腎障害は主に晩期に生じるものであり、早期有害事象の体積依存性が肺より強いとはいえない。
- 5. 皮膚。急性皮膚炎は生じるが、その発生は主に線量・分割方法に依存し、体積効果としては肺が代表例とされる。
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