第71回 午後 問38
2つ選ぶ標準計測法 12 に基づく電子線におけるフィールド電離箱の相互校正で正しいの はどれか。2つ選べ。
- 1リファレンス電離箱は平行平板形電離箱である。
- 2Pwall の不確かさが 60Co γ 線校正より低減できる。
- 3相互校正した電離箱の線質変換係数には kQ,Qint を用いる。
- 4外部モニタ電離箱は、校正深 dc の設置が推奨されている。
- 5相互校正の基準線質は R50 > 10 g・cm⁻2 が推奨されている。
正答: 2・4
公式正答は2と4。標準計測法12の電子線相互校正では、リファレンス電離箱に円筒形(ファーマ形)を用い、フィールド(平行平板形)電離箱を高エネルギー電子線で交互設置して水吸収線量校正定数を値付ける。電子線で直接値付けするためPwallに関する不確かさを60Coγ線校正より低減でき、出力変動を補正する外部モニタ電離箱は校正深dcへの設置が推奨される。
- × リファレンス電離箱は平行平板形ではなく円筒形(ファーマ形)を用いる。
- ○ 電子線で直接校正するためPwallの不確かさを60Coγ線校正より低減できる。
- × 相互校正した電離箱の線質変換係数はkQ,QintではなくkQ,Qcrossを用いる。
- ○ 出力変動補正用の外部モニタ電離箱は校正深dcへの設置が推奨される。
- × 基準線質はR50≒7g・cm⁻²以上が推奨で、R50>10ではない。
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