第71回 午後 問14
心エコー検査用のセクタ型プローブについて正しいのはどれか。
- 1機械走査を用いている。
- 2B モードと M モードの同時施行はできない。
- 3狭いエコーウィンドウからの観察に適している。
- 4体表近くよりも深部の方が空間分解能が向上する。
- 5B モードと Doppler〈ドプラ〉法の同時施行はできない。
正答: 3
正答: 3
セクタ型プローブは振動子配列全体が小さく、狭い開口部(走査面の起点)から扇状に広い視野を得られる構造を持つ。このため肋間などの狭いエコーウィンドウからのアクセスが必要な心エコー検査に適しており、この特性が正答の根拠である。
- 1. × 現在の心エコー用セクタ型プローブは電子走査(電子セクタ走査)が主流であり、機械走査は主要な方式ではない。
- 2. × セクタ型プローブでもBモードとMモードの同時表示・同時施行は可能である。
- 3. ○ セクタ型プローブは狭い開口から扇状に広い視野が得られる構造のため、肋間など狭いエコーウィンドウからの観察に適している。
- 4. × 空間分解能は一般に体表に近い浅部の方が高く、深部になるほどビーム拡がりの影響で低下する。
- 5. × セクタ型プローブでもBモードとDoppler法(カラードプラ等)の同時施行は可能である。
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