診療放射線技師 過去問集
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第71回 午後 問4

3つ選ぶ放射分析法で正しいのはどれか。2つ選べ。

採点上の取扱い本来は2つを選ぶ設問ですが、設問の不備により、厚生労働省は3通りの解答を正解として採点しました。第71回国家試験の採点上の取扱いに基づきます。
  1. 1加速器による放射化を利用する。
  2. 2放射滴定法は間接法に分類される。
  3. 3半減期核種で標識された化合物に有用である。
  4. 4直接法は分析試料と標識化合物の反応で生成した沈殿物の放射能を測定す る。
  5. 5分析試料と標識化合物の反応によって沈殿物が生成されなくても分析可能で ある。

正答: 2・4・5

正答: 2, 4, 5

放射分析法(放射化学分析)は、微量の分析対象物質に対して放射性標識化合物を反応させ、生成物や未反応物の放射能を測定して定量する手法である。放射滴定法のように標識化合物との反応を利用して間接的に定量する方法や、沈殿を生成しない反応系(同位体希釈分析など)にも適用できる点が特徴である。

  • 1. × 放射化分析は主に原子炉の中性子を利用する手法であり、加速器による荷電粒子放射化が主体ではない。
  • 2. ○ 放射滴定法は標識化合物と分析試料の反応の進行を放射能変化から間接的に捉える間接法に分類される。
  • 3. × 放射分析法は測定・実験期間中の放射能減衰を避けるため、短半減期核種よりも長半減期核種の標識化合物が有用である。
  • 4. ○ 直接法は分析試料と標識化合物を反応させて生じた沈殿物を分離し、その放射能を直接測定して定量する方法である。
  • 5. ○ 同位体希釈分析のように沈殿を生成しない反応系でも、比放射能の変化などから定量が可能である。

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