第71回 午前 問82
蛍光ガラス線量計について正しいのはどれか。
- 1放射線照射により蛍光中心が生成される。
- 2TLD と比較してフェーディングの影響が大きい。
- 31回読み取りを行うと照射された線量情報を失う。
- 4放射線のエネルギーに対する依存性は無視できる。
- 5放射線照射後、紫外光を当てると青色の蛍光を発生する。
正答: 1
正答: 1
蛍光ガラス線量計(RPLD)は銀活性リン酸塩ガラス中に放射線で蛍光中心を生じ、紫外線励起で発する橙色蛍光量から線量を読み取る。
- 1. ○ 放射線照射により銀イオンに関係した蛍光中心(RPL中心)が生成され、これが線量に対応する。
- 2. × RPLDはフェーディングが小さく、TLDと比較してフェーディングの影響は大きくない。
- 3. × 読み取りは非破壊的で線量情報は保持され、繰り返し読み取りできる。
- 4. × 銀活性リン酸塩ガラスは低エネルギーで光電効果により過大応答し、エネルギー依存性は無視できない。
- 5. × 紫外光励起で発するのは橙色(オレンジ色)の蛍光であり、青色ではない。
この分野を体系的に学ぶ: 放射線計測学のまとめ →