第71回 午前 問59
直腸・肛門の構造について正しいのはどれか。
- 1腸間膜を有する。
- 2女性では腟の前方に存在する。
- 3肛門管の長さは約 10 cm である。
- 4直腸膨大部とは直腸の口側部分を指す。
- 5肛門管の粘膜下には静脈叢が含まれている。
正答: 5
正答は5の肛門管の粘膜下には静脈叢が含まれているである。肛門管の粘膜下には内痔核の母地となる静脈叢(直腸肛門静脈叢)が存在する。他の選択肢は直腸・肛門の解剖と一致しない。
- 1. × 腸間膜を有するは誤り。直腸は腹膜後器官であり、下部では腸間膜を欠く。
- 2. × 女性では腟の前方に存在するは誤り。直腸は腟の後方に位置する。
- 3. × 肛門管の長さは約10 cmであるは誤り。肛門管の長さは約3〜4 cm程度である。
- 4. × 直腸膨大部とは直腸の口側部分を指すは誤り。直腸膨大部は直腸の肛門側(下部)の拡張した部分を指す。
- 5. ○ 肛門管の粘膜下には静脈叢が存在し、これがうっ血すると痔核の原因となる。
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