第71回 午前 問43
術前照射の適応となるのはどれか。
- 1膠芽腫
- 2直腸癌
- 3肝細胞癌
- 4子宮体癌
- 5上咽頭癌
正答: 2
正答は2の直腸癌である。直腸癌では局所の腫瘍縮小・切除断端陰性率の向上と肛門温存率の向上を目的として、術前放射線治療(化学放射線療法を含む)が広く行われている。他の選択肢は術前照射が標準適応とされる腫瘍ではない。
- 1. × 膠芽腫。手術後に放射線治療を行うのが基本であり、術前照射の適応ではない。
- 2. ○ 直腸癌。局所制御・肛門温存を目的として術前照射が適応となる。
- 3. × 肝細胞癌。放射線治療の適応となる場面は限定的で、術前照射が標準の腫瘍ではない。
- 4. × 子宮体癌。基本的に手術が先行し、必要に応じて術後照射が行われる。
- 5. × 上咽頭癌。手術適応が少なく、根治照射(化学放射線療法)が標準治療である。
この分野を体系的に学ぶ: 放射線治療技術学のまとめ →