第71回 午前 問42
通常分割(2Gy/回、5回/週)で眼窩に 30 Gy 照射する際に、視力低下を避ける ために注意するのはどれか。
- 1網 膜
- 2外眼筋
- 3視交叉
- 4視神経
- 5水晶体
正答: 5
公式正答は5。眼窩に2Gy/回で計30Gyを照射する際、眼球付属器のうち耐容線量が最も低いのは水晶体である。水晶体は白内障発生の閾線量が数Gy程度と極めて低く、30Gyでは大きく超えて放射線白内障による視力低下を招くため、遮蔽など特に注意を要する。他の構造は耐容線量が高く30Gyでは重篤な障害に至りにくい。
- × 網膜の耐容線量は約45Gyで30Gyでは閾値未満。
- × 外眼筋は放射線感受性が低く30Gyで視力低下の主因にならない。
- × 視交叉の耐容線量は約50Gyで30Gyでは超えない。
- × 視神経の耐容線量は約50〜55Gyで30Gyでは超えない。
- ○ 水晶体は閾線量が数Gyと最も低く、30Gyで白内障による視力低下を来す。
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