診療放射線技師 過去問集
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第70回 午後 問70

中性子について正しいのはどれか。

  1. 1β+ 壊変で陽子に変わる。
  2. 2核反応にしきいエネルギーはない。
  3. 3速中性子の遮へいには鉛が有効である。
  4. 4速度が大きいほど中性子捕獲反応が生じやすい。
  5. 5熱中性子の最頻の運動エネルギーは約 0.025 eV である。

正答: 5

β⁺壊変は陽子が中性子に変わる反応で、その逆はβ⁻壊変である。光核反応には結合エネルギー相当のしきいエネルギーがあり、速中性子の減速には水素を含む軽元素が有効で鉛は不適、中性子捕獲は低速ほど生じやすい。熱中性子の最頻運動エネルギーは室温での熱平衡に対応する約0.025 eVであり、これが正しい。

  • 1. × β⁺壊変で陽子に変わる。実際は陽子が中性子に変わる反応であり、記述は逆で誤りである。
  • 2. × 光核反応にしきいエネルギーはない。結合エネルギー相当のしきいエネルギーが存在し誤りである。
  • 3. × 速中性子の遮へいに鉛が有効である。減速には水素を含む軽元素が有効で、鉛は主にγ線遮へい用であり誤りである。
  • 4. × 速度が大きいほど中性子捕獲反応が生じやすい。捕獲断面積は低速ほど大きく誤りである。
  • 5. ○ 熱中性子の最頻の運動エネルギーは約0.025 eVである。室温の熱平衡状態における最確エネルギーとして正しい。

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