第70回 午後 問34
ガリウムシンチグラフィで正しいのはどれか。
- 1早期胃癌の診断に有用である。
- 2正常でも大腸がしばしば描出される。
- 3前処置としてカフェイン摂取制限を行う。
- 4使用される放射性核種の半減期は約 日である。
- 5初回の撮影は放射性医薬品投与約 15 分後に行う。
正答: 2
ガリウムシンチグラフィは67Ga-クエン酸ガリウムを用いる検査で、腫瘍や炎症巣に集積する一方、正常組織でも肝臓・骨・涙腺・唾液腺に加えて大腸にしばしば生理的集積を認めることが知られている。
- 1. × 誤り。ガリウムシンチグラフィは悪性リンパ腫や炎症性病変の検出に有用であるが、早期胃癌の診断には用いられない。
- 2. ○ 正しい。正常でも大腸粘膜や腸管内容物への生理的集積がしばしば認められる。
- 3. × 誤り。前処置としては生理的な大腸集積による偽陽性を避けるため下剤による腸管前処置が行われることがあり、カフェイン摂取制限ではない。
- 4. × 誤り。67Gaの物理学的半減期は約78時間(約3.3日)であり、集積評価のため投与数日後に撮影する検査である。
- 5. × 誤り。ガリウムシンチグラフィは病巣への集積に時間を要するため、通常は投与後48〜72時間程度経過してから撮影する。
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