第70回 午後 問29
SPECT 画像処理と方法の組合せで正しいのはどれか。
- 1減弱補正 低域通過フィルタ処理
- 2統計雑音除去 コリメータ開口補正
- 3空間分解能補正 TEW 法
- 4逐次近似画像再構成 ML - EM 法
- 5コンプトン散乱線除去 Chang 法
正答: 4
SPECT画像処理では、劣化要因ごとに対応する補正・処理法が確立している。逐次近似画像再構成の代表的手法がML-EM法であり、統計雑音を考慮した反復計算によって画像を再構成する。
- 1. × 誤り。減弱補正にはChang法や透過データを用いる方法が用いられ、低域通過フィルタ処理は統計雑音除去に用いる手法である。
- 2. × 誤り。統計雑音除去にはWienerフィルタや低域通過フィルタなどの平滑化処理を用いる。コリメータ開口補正は空間分解能補正の方法である。
- 3. × 誤り。空間分解能補正にはコリメータ開口補正(幾何学的補正)を用いる。TEW法はコンプトン散乱線除去の方法である。
- 4. ○ 正しい。逐次近似画像再構成の代表的な方法がML-EM法である。
- 5. × 誤り。コンプトン散乱線除去にはTEW法(triple energy window法)を用いる。Chang法は減弱補正の方法である。
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