診療放射線技師 過去問集
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第70回 午後 問18

2つ選ぶMRI 造影剤について正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1細胞外液性造影剤の血中半減期は約 24 時間である。
  2. 2腎性全身性線維症は Gd 製剤の重篤な副作用である。
  3. 3経口消化管陰性造影剤である Mn 製剤は腎臓から排泄される。
  4. 4肝特異性造影剤 Gd - EOB - DTPA は細胞外液腔には分布しない。
  5. 5超常磁性酸化鉄〈SPIO〉製剤は腎機能障害があっても使用できる。

正答: 2・5

MRI造影剤には細胞外液性Gd造影剤、肝特異性造影剤、SPIO製剤などがあり、それぞれ薬物動態・副作用・適応が異なる。Gd製剤は重篤な副作用として腎性全身性線維症(NSF)が知られ、SPIO製剤は腎排泄によらないため腎機能障害があっても使用可能とされる。

  • 1. × 細胞外液性造影剤の血中半減期は約24時間ではなく、腎排泄により通常1~2時間程度である。
  • 2. ○ 腎性全身性線維症(NSF)はGd製剤の重篤な副作用として知られる。
  • 3. × 経口消化管陰性造影剤として用いられるのは主に鉄剤等であり、Mn製剤(肝特異性造影剤)は消化管陰性造影剤ではない。
  • 4. × 肝特異性造影剤Gd-EOB-DTPAは細胞外液腔にも分布する性質を持ち、細胞外液腔には分布しないという記述は誤りである。
  • 5. ○ SPIO製剤は肝細胞への取り込みを利用し腎排泄によらないため、腎機能障害があっても使用できる。

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