診療放射線技師 過去問集
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第70回 午前 問40

2つ選ぶ電子線治療で正しいのはどれか。2つ選べ。

  1. 1術中照射に用いる。
  2. 2全身皮膚照射に用いる。
  3. 3線量補償に高原子番号物質を用いる。
  4. 4照射野は X 軸と Y 軸のコリメータで設定する。
  5. 5低エネルギーの線量測定にファーマ形電離箱を用いる。

正答: 1・2

正答: 1, 2

電子線は皮膚近傍への線量集中性と有限な到達深度を利用し、術中照射や全身皮膚電子線照射(TSEI)に用いられる。線量補償には組織等価な低原子番号物質を用い、照射野形成にはアプリケータ(コーン)を用いるため、選択肢3・4は電子線治療の実際と異なる。

  • 1. ○ 電子線は開腹下で病巣に直接照射できる特性から術中照射に用いられる。
  • 2. ○ 電子線は到達深度が限られ皮膚近傍に線量を集中できるため全身皮膚照射(TSEI)に用いられる。
  • 3. × 線量補償(ボーラス等)には組織等価な低原子番号物質を用い、高原子番号物質は用いない。
  • 4. × 電子線の照射野はコリメータではなくアプリケータ(コーン)により形成される。
  • 5. × 低エネルギー電子線の測定には平行平板形電離箱が適し、ファーマ形(円筒形)は高エネルギー領域に用いる。

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