第70回 午前 問2
Mo - 99mTc ジェネレータで正しいのはどれか。
- 1永続平衡が成立する。
- 2ミルキングによって 99Mo が溶出する。
- 3親核種はアルミナカラムに保持される。
- 4ジェネレータ内で親核種の放射能は極大値を示す。
- 5放射平衡時に 99Mo と 99mTc の放射能は等しくなる。
正答: 3
(a) Mo-99mTcジェネレータはアルミナ(酸化アルミニウム)カラムに親核種99Moを吸着させ、生成した娘核種99mTcを生理食塩水で溶出(ミルキング)する構造である。99Moは半減期約66時間、99mTcは約6時間で、両者の半減期比から過渡平衡が成立し、永続平衡ではない。
(b)
- × 半減期比が10倍未満のため過渡平衡であり、永続平衡は成立しない。
- × ミルキングで溶出されるのは娘核種の99mTcであり、99Moではない。
- ○ 親核種99Moはアルミナカラムに吸着・保持され、99mTcのみが溶出される。
- × 親核種99Moはカラムに固定されたまま崩壊で減少し続け、極大値を示すのは娘核種99mTcの放射能である。
- × 過渡平衡時、99mTcの放射能は99Moの放射能をやや上回った状態で推移し、両者は等しくならない。
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