診療放射線技師 過去問集
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第70回 午前 問1

放射性壊変で正しいのはどれか。

  1. 1α壊変では原子核内に軌道電子が取り込まれる。
  2. 2軌道電子捕獲では原子核からHeの原子核が放出される。
  3. 3核異性体転移では励起状態の原子核からγ線が放出される。
  4. 4β+壊変では原子核内の中性子1個が陽子1個に変換される。
  5. 5β−壊変では原子核内の陽子1個がニュートリノ1個に変換される。

正答: 3

正答: 3

放射性壊変は様式ごとに核子の変換や励起状態の遷移が定まり、放出される粒子・線種が異なる現象である。

  • 1. × α壊変では原子核からHe原子核(α粒子)が放出される。軌道電子が原子核に取り込まれるのは軌道電子捕獲である。
  • 2. × 軌道電子捕獲では軌道電子が原子核に取り込まれ陽子が中性子へ変わる。He原子核が放出されるのはα壊変である。
  • 3. ○ 核異性体転移では準安定な励起状態の原子核が基底状態へ遷移し、余剰エネルギーをγ線として放出する。
  • 4. × β+壊変では原子核内の陽子1個が中性子1個へ変換され、陽電子とニュートリノを放出する。中性子から陽子ではない。
  • 5. × β−壊変では中性子1個が陽子1個へ変換され、電子と反ニュートリノを放出する。陽子がニュートリノに変わるのではない。

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