第78回 午後 問5
別冊図あり腹部 MR 像(別冊No. 1)を別に示す。 このアーチファクトを軽減する方法で正しいのはどれか。

- 1加算回数を増やす。
- 2磁場強度を上げる。
- 3バンド幅を広げる。
- 4マトリクス数を増やす。
- 5背側の脂肪信号を飽和パルスで抑制する。
正答: 3

脂肪・水境界に周波数エンコード方向のずれとして現れる化学シフトアーチファクトで、受信バンド幅を広げると軽減する。
- 1. 誤った記述:加算回数の増加はランダムノイズを低減するが、化学シフトによる境界のずれは変わらない。
- 2. 誤った記述:磁場強度を上げると脂肪・水の共鳴周波数差が拡大し、化学シフトは増強する。
- 3. 【正答】 正しい記述:バンド幅を広げて1画素あたりの周波数幅を大きくすると、化学シフトによる位置ずれが減少する。
- 4. 誤った記述:マトリクス数を増やしても空間的なずれ量(mm)は変わらず軽減しない。
- 5. 誤った記述:背側脂肪への飽和パルスは体動・折り返し対策で、腹腔内の多数の脂肪・水境界に生じる化学シフトは解消しない。
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