第77回 午後 問87
胸部 X 線撮影で遠距離撮影を行う理由はどれか。
- 1散乱線の減少
- 2肩甲骨陰影の消失
- 3呼吸停止時間の短縮
- 4心臓陰影拡大の抑制
- 5画像コントラストの向上
正答: 4
胸部X線撮影で遠距離撮影(long SID)を行う主な理由は、被写体である心臓の拡大率を抑え、実際の心陰影の大きさに近い像を得るためであり、選択肢4が正しい。
- × 散乱線量は主に照射野やkVp、被写体厚に依存し、撮影距離を延ばすこと自体が主目的ではない。
- × 肩甲骨陰影の消失は上肢の肢位(肩甲骨を外方に開く)によって得られるものであり、撮影距離とは直接関係しない。
- × 呼吸停止時間は撮影距離ではなく管電流や撮影条件によって左右される。
- ○ 遠距離撮影により拡大率が小さくなり、心臓陰影の拡大を抑制できる。
- × 画像コントラストの向上は主に管電圧や散乱線除去に関わり、遠距離撮影が主目的ではない。
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