診療放射線技師 過去問集
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第77回 午後 問10

別冊図あり腹部 MRI の T1 強調像(別冊No. 5)を別に示す。 矢印で示すのはどれか。

別冊No.5
別冊No.5
  1. 1肝 管
  2. 2門 脈
  3. 3肝静脈
  4. 4肝動脈
  5. 5奇静脈

正答: 3

腹部T1強調像で矢印は、肝実質内を走り正中の下大静脈へ向かって集まる管状の低信号構造を指しており、肝区域の境界(区域間)を走る肝静脈である。正答は3。

  • 1. × 肝管は肝門部で門脈・肝動脈と束をなす胆道で、下大静脈へ向かう血管とは走行が異なる。
  • 2. × 門脈はグリソン鞘内を肝動脈・胆管と伴走し区域中心を走る血管で、区域間を走る肝静脈とは走行が異なる。
  • 3. ○ 肝実質を区域間で走行し下大静脈へ還流する肝静脈である。
  • 4. × 肝動脈もグリソン鞘内を門脈に伴走し、下大静脈へ向かう独立走行はしない。
  • 5. × 奇静脈は後縦隔(胸部)の静脈で、腹部の肝内構造ではない。

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