第77回 午後 問6
別冊図あり右季肋部縦走査の超音波像(別冊No. 2)を別に示す。 矢印で示すアーチファクトはどれか。

- 1音響陰影
- 2外側陰影
- 3鏡面反射
- 4側方陰影
- 5多重反射
正答: 5
右季肋部縦走査で矢印は、横隔膜(強反射面)の深部にその面と平行して現れた弧状の高エコーを指しており、探触子と強反射面の間で超音波が往復して生じる多重反射である。正答は5。
- 1. × 音響陰影は結石やガスの後方でエコーが減弱・欠損する帯で、平行に現れる高エコーではない。
- 2. × 外側陰影は嚢胞などの辺縁で屈折して生じる細い後方陰影で、強反射面に平行な像ではない。
- 3. × 鏡面反射は横隔膜の深部に肝実質の虚像を対称に写す現象で、実質の写り込みを伴わない本像とは異なる。
- 4. × 側方陰影も辺縁の屈折による後方の陰影で、反射面に平行な高エコーではない。
- 5. ○ 探触子と横隔膜(強反射面)間の往復反射で、その面に平行な高エコーが現れた多重反射である。
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