第77回 午前 問19
骨シンチグラフィで正しいのはどれか。
- 1骨折では集積が低下する。
- 2骨代謝亢進部位に集積する。
- 3骨肉腫では集積が欠損する。
- 4腸管に生理的集積を認める。
- 5多発骨転移では bone scan index〈BSI〉が低下する。
正答: 2
骨シンチグラフィで用いられる99mTc標識リン酸化合物は、骨代謝が亢進している部位(骨形成が活発な部位)に選択的に集積する性質を持ち、骨転移や骨折などの病変検出に利用される。
- 1. × 骨折部位は修復過程で骨代謝が亢進するため、集積は低下ではなく増加する。
- 2. ○ 骨シンチグラフィの薬剤は骨代謝亢進部位に集積することが基本原理である。
- 3. × 骨肉腫は骨形成を伴う腫瘍であり、一般に集積が欠損するのではなく増加する。
- 4. × 腸管への生理的集積は骨シンチグラフィでは通常認めず、主に尿路系に排泄される。
- 5. × 多発骨転移では集積巣が多発するためbone scan indexは上昇し、低下するとの記述は誤りである。
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