第76回 午後 問96
国際放射線防護委員会〈ICRP〉による放射線防護体系の考え方で正しいのは どれか。
- 1医療被ばくには線量限度が適用される。
- 2線量拘束値は正当化のプロセスで考慮される。
- 3線量限度は線量拘束値より低い値に設定される。
- 4防護の最適化では経済的・社会的要因を考慮しなければならない。
- 5放射線被ばくを伴う状況では防護の最適化を最初に考慮しなければならな い。
正答: 4
ICRPの防護体系における最適化の原則(ALARAの原則)では、被ばく線量を合理的に達成可能な限り低く保つ際に、経済的及び社会的要因を考慮しなければならないとされている。
- 1. × 医療被ばくは患者本人の便益のために行われるため線量限度は適用されない。
- 2. × 線量拘束値は最適化のプロセスで考慮されるものであり、正当化のプロセスではない。
- 3. × 線量限度は計画被ばく状況における上限値であり、線量拘束値は線量限度以下に設定される値である。
- 4. ○ 防護の最適化では経済的・社会的要因を考慮しなければならない。
- 5. × 放射線防護体系ではまず正当化を検討し、その後に最適化を考慮する。
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