診療放射線技師 過去問集
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第76回 午後 問66

全身被ばくで正しいのはどれか。

  1. 1γ 線 6 Gy の被ばく後に生じる主な死因は腸管死である。
  2. 2被ばくした直後に意識消失があった場合、致死的である。
  3. 3X 線を 3 Gy 被ばくした場合 10 分以内に重度の頭痛が生じる。
  4. 4被ばく線量が高いほど腸管死が生じるまでの期間は短くなる。
  5. 5中性子線 3 Gy の被ばくであれば適切な治療介入によって回復可能である。

正答: 2

全身被ばくでは線量帯により主病態が変わります。数十Gyを超える高線量で被ばく直後に意識消失などの中枢神経症状が現れた場合、中枢神経死に至り致死的で、これが正答です。

  • × γ線6Gy帯は骨髄(造血)死が主体で、腸管死は概ね8Gy以上の高線量で生じます。
  • ○ 被ばく直後の意識消失は数十Gy級の中枢神経症状で、回復不能で致死的であり正しい記述です。
  • × 3Gy程度で10分以内に重度頭痛が生じることはなく、前駆症状の記述として誤りです。
  • × 腸管死の発症時期は概ね数日~2週で線量にあまり依存せず、高線量ほど短縮するとはいえません。
  • × 中性子線はRBEが高く3Gyでも生物学的影響が大きいため、確実に回復可能とはいえません。

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