第76回 午後 問45
図 A に 1 次元フィルタ(−1,1,0)で重畳積分処理したものを図 B とする。 使用したフィルタで正しいのはどれか。
- 1微分フィルタ
- 2平均フィルタ
- 3加重平均フィルタ
- 4メディアンフィルタ
- 5アンシャープマスキングフィルタ
正答: 1
重畳積分に用いたフィルタ係数(−1,1,0)は隣接する画素値の差分(x[n+1]−x[n]に相当する演算)を計算するものであり、これは画像における一次微分(エッジ抽出)に対応する係数配置である。
- 1. ○ 係数(−1,1,0)は隣接画素間の差分演算であり、離散的な一次微分フィルタに相当する。
- 2. × 誤り。平均フィルタは係数の総和が1で各係数が均等な正の重みを持つ形であり、負の係数を含まない。
- 3. × 誤り。加重平均フィルタも全係数が非負で総和が1になるよう重み付けされたものであり、差分演算ではない。
- 4. × 誤り。メディアンフィルタは近傍画素の中央値を出力する非線形処理であり、線形の重畳積分(コンボリューション)では実現できない。
- 5. × 誤り。アンシャープマスキングは原画像に強調成分を加算する処理で、通常中心係数が大きな正の値を持つ形であり、(−1,1,0)とは異なる。
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