第76回 午後 問31
Na123I シンチグラフィで甲状腺全体の集積が低下するのはどれか。
- 1副甲状腺腺腫
- 2亜急性甲状腺炎
- 3Basedow〈バセドウ〉病
- 4Plummer 〈プランマー〉病
- 5Cushing〈クッシング〉症候群
正答: 2
Na123Iシンチグラフィは甲状腺のヨード摂取機能を評価する検査である。亜急性甲状腺炎では濾胞の破壊により甲状腺ホルモンが血中に漏出する一方、甲状腺自体のヨード摂取機能は低下するため、甲状腺全体の集積が低下する。
- 1. × 副甲状腺腺腫は甲状腺のヨード摂取に直接影響せず、全体的な集積低下の原因ではない。
- 2. ○ 亜急性甲状腺炎では炎症により甲状腺全体のヨード摂取機能が低下し、集積が低下する。
- 3. × Basedow病は甲状腺機能亢進によりヨード摂取が亢進し、集積は増加する。
- 4. × Plummer病は結節部への集積が亢進する疾患である。
- 5. × Cushing症候群は副腎皮質機能異常であり、甲状腺への集積低下の直接原因ではない。
この分野を体系的に学ぶ: 核医学検査技術学のまとめ →