第76回 午後 問17
細胞外液性ガドリニウム造影剤で正しいのはどれか。
- 1経口投与する。
- 2鉄を含有している。
- 3T1 緩和時間短縮効果がある。
- 4高齢者への投与は禁忌である。
- 5肝細胞に特異的に取り込まれる。
正答: 3
細胞外液性ガドリニウム造影剤は血管内から血管外の細胞外液腔へ拡散する非特異的造影剤であり、静脈内投与により使用される。ガドリニウムは常磁性を持つ希土類元素であり、周囲のプロトンのT1緩和時間を短縮させることでT1強調画像上での信号増強効果をもたらす。
- 1. × 細胞外液性ガドリニウム造影剤は静脈内投与により使用され、経口投与するものではない。
- 2. × ガドリニウムはランタノイド系の常磁性元素であり、鉄を含有するものではない。
- 3. ○ ガドリニウムの常磁性効果により周囲のプロトンのT1緩和時間が短縮され、造影効果が得られる。
- 4. × 添付文書上、高齢者への投与が一律に禁忌とされているものではない。
- 5. × 肝細胞特異的に取り込まれるのは肝細胞特異性造影剤であり、細胞外液性造影剤は非特異的に分布する。
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