第76回 午前 問93
DR システムにおける MTF で正しいのはどれか。
- 1プリサンプルド MTF の測定法はエッジ法のみである。
- 2オーバーオール MTF は構成要素の MTF に影響を受けない。
- 3エッジ法を用いて MTF を求めるには ESF を直接フーリエ変換する。
- 4デジタル MTF ではサンプリングに伴うエリアシングの影響を受ける。
- 5アナログ MTF とアパーチャ MTF の積をオーバーオール MTF という。
正答: 4
DRシステムのデジタルMTFは、検出器の連続的な空間周波数応答をサンプリング間隔で標本化する過程を経るため、サンプリング周波数(ナイキスト周波数)を超える成分の折り返しによるエリアシングの影響を受ける。
- 1. × プリサンプルドMTFの測定法にはエッジ法のほか、スリット法やウェッジ法など複数の方法がある。
- 2. × オーバーオールMTFは、検出器を構成する各要素(アナログ部・アパーチャ部等)のMTFの積で決まり、構成要素のMTFに影響される。
- 3. × エッジ法ではエッジ像からLSF(線広がり関数)を求め、これをフーリエ変換してMTFを算出する。ESFを直接フーリエ変換するのではない。
- 4. ○ デジタルMTFは有限のサンプリング間隔で標本化されるため、ナイキスト周波数を超える成分が折り返るエリアシングの影響を受ける。
- 5. × オーバーオールMTFはプリサンプルドMTFにアパーチャMTF等を乗じたものであり、アナログMTFとアパーチャMTFの積という説明は正しくない。
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