診療放射線技師 過去問集
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第76回 午前 問30

SPECT による局所脳血流定量で正しいのはどれか。

  1. 1定量値は灰白質より白質が高い。
  2. 2123I−IMP を用いた定量法はない。
  3. 3アセタゾラミド負荷により定量値は低下する。
  4. 4部分容積効果により定量値は過小評価される。
  5. 5パトラックプロット法では動脈採血を必要とする。

正答: 4

SPECTによる局所脳血流定量では、対象組織の実際の大きさが検出器の分解能に対して小さい場合、部分容積効果により周囲組織とのカウントの混入(平均化)が生じ、真の集積値より低く算出される。この過小評価は定量精度上の重要な限界である。

  • 1. × 血流の乏しい白質は灰白質より定量値が低い。
  • 2. × 123I-IMPを用いた定量法(マイクロスフィア法など)は存在する。
  • 3. × アセタゾラミド負荷は脳血管を拡張させ定量値を上昇させる。
  • 4. ○ 部分容積効果により小さな構造物の真の集積値は過小評価される。
  • 5. × パトラックプロット法は非侵襲的な入力関数推定を用いる手法であり動脈採血を必須としない。

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